食品工場9年 → ITインフラエンジニア。お金・暮らし・ITを、実際にやったことだけ書いています
れおなるど・ゆうの人生革命ブログ

住宅ローン5,000万円を返して、家族と海外へ。会社員の実録

ゼロトラストとは?一般の人が気にするのは「3つの確認」だけ

こんにちは、れおなるど・ゆうです🐳

この記事の3秒結論

ゼロトラストは、家族やWi-Fiを疑う話ではありません。メールのリンク、ログイン画面、急な認証通知を「前と同じだから大丈夫」と決めつけず、公式アプリ・多要素認証・更新の3つで確かめる考え方です。

「ゼロトラスト」という言葉を、会社のセキュリティ記事で見ることが増えました。

難しそうですが、一般の人に必要なのは専用の機械でも、細かいネットワーク設定でもありません。

買い物、銀行、SNS、宅配の通知。毎日のログインで、いつも安全だと決めつけない。その小さな習慣がゼロトラストの入口です。

家庭で使うゼロトラストの3つの確認。入口を強くする、入口を選び直す、戻れる状態にする
図:家庭で使うゼロトラストの3つの確認(NISC・IPAの一次資料をもとに作成)

ゼロトラストは「何も信じない」ではない

ゼロトラストは、接続元が社内か社外かだけで安全と判断しない考え方です。政府の用語解説でも、利用者や端末を正確に特定し、常に確認する次世代のセキュリティ環境と説明されています。

家庭に置き換えると、「自宅のWi-Fiだから」「いつものサービス名のメールだから」「パスワードを入れたから」で終わらせないことです。

大事なのは疑い続けて疲れることではなく、確かめる場所を先に決めることです。

くじらくん
ゼロトラストって、家族や自宅のWi-Fiまで疑うってこと?
れおなるど・ゆう
そういう意味ではありません🐳 場所や見た目だけで安全と決めず、重要な操作のたびに本人・端末・入口を確かめ直す考え方です。家庭なら、届いたリンクを閉じて公式アプリから開き直すだけでも実践できます。
くじらくん
なるほど。「誰も信じない」じゃなくて、「大事な場面では入口を確認する」なんだね。

確認1:重要なアカウントは、パスワードだけにしない

最初に守る順番は、メール、携帯電話会社、銀行・決済です。メールを取られると、ほかのサービスのパスワード再設定まで進まれることがあります。

IPAは、パスワードを長く・複雑に・使い回さず管理することと、多要素認証の利用を案内しています。多要素認証は、仮にIDとパスワードが使われても、それだけではログインできないようにする仕組みです。

設定画面でパスキーが選べるなら、まず検討してください。対応していないサービスでは、認証アプリやSMSでも、パスワードだけより一段守りが増えます。

ただし、認証コードを聞いてくる電話やDMには渡さないでください。コードを聞く相手は、本人確認をしたい側ではなく、入ろうとしている側かもしれません。

2段階認証とパスキーの違い、先に設定する3つのアカウントはこちら

確認2:メールやSMSのリンクからログインしない

ゼロトラストでいちばん役立つ場面は、急がされる通知です。

「不正利用の可能性」「配送できません」「今すぐ確認」。文面が本物らしく見えても、そこにあるリンクからログインしないでください。

通知はヒントとして受け取り、公式アプリか自分で登録したブックマークを開き直します。そこで同じお知らせが見つかれば対応し、見つからなければ閉じます。

IPAも、実在する企業やサービスをかたる偽メール・SMSが、偽サイトへ誘導してIDやパスワードを盗む手口を注意喚起しています。見た目だけで本物かを判定しようとしないことが大切です。

詐欺SMS・偽メールで、私がリンクを開かずに確認する4点はこちら

確認3:端末の更新と、戻る手段を後回しにしない

認証を強くしても、スマホやPCの更新を止めていると、別の入口が残ります。

更新通知が来たら、内容を読んで後回しにし続けず、時間を決めて入れます。使っていないアプリも、ときどき消してください。権限を渡したままの古いアプリは、必要な情報まで持ち続けます。

そして、写真や書類など失いたくないものは、端末とは別の場所にも残します。ゼロトラストは侵入をゼロにする約束ではありません。困ったときに戻れるようにすることも、同じくらい大事です。

家庭向けのバックアップ「3-2-1ルール」はこちら

無料Wi-Fiを怖がりすぎる必要はない。ただし重要な操作は分ける

無料Wi-Fiを使っただけで、すぐ被害に遭うわけではありません。

ただ、銀行や決済の設定変更、仕事の重要なファイルの操作まで、外出先のネットワークで急いで済ませる必要はありません。自宅かモバイル回線に戻ってから行えば、確認する条件を減らせます。

「どこからつないでいるか」よりも、「いま何を変更しようとしているか」で扱いを分ける。これも一般の人にできるゼロトラストです。

今日やるなら、メールの多要素認証を確認する

全部を一気に強くしようとすると、続きません。

今日やることは1つで大丈夫です。普段使うメールの設定を開き、多要素認証かパスキーが有効かを確認してください。

設定済みなら、復旧用メールアドレスと電話番号も今使えるものか見直します。ここが整うと、ほかのサービスに何かあっても戻れる可能性が上がります。

まとめ

  • ゼロトラストは、いつも安全だと決めつけず確認する考え方
  • メール・携帯電話会社・銀行は、パスワードだけにしない
  • 通知のリンクではなく、公式アプリかブックマークから開く
  • 更新とバックアップを後回しにしない

難しい言葉を覚えるより、確認の入口を決めるほうが先です。誰かの参考になればうれしいです。

参考にした一次情報

スポンサーリンク

💬 コメント

読み込み中…

記事の感想や、ご自身の体験を教えていただけると嬉しいです。

0 / 1000

メールアドレスは入力不要です。いただいた内容は確認後に公開します。 詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。