デスクワークの肩こりは机まわりの寸法から|厚労省ガイドラインの数字で見直した
🎯 この記事の3秒結論
デスクワークの肩こりで最初に見直すべきはストレッチではなく机まわりの寸法です。厚生労働省のガイドラインには「画面の上端が目の高さとほぼ同じか、やや下」「視距離はおおむね40cm以上」「一連続作業は1時間を超えず、10〜15分の休止」という基準が示されています。私の場合、ノートPCを直置きしていたのをやめたのがいちばん大きな変化でした。
こんにちは、れおなるど・ゆうです🐳
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私は食品製造の仕事を9年やったあと、未経験からITインフラエンジニアに転職しました。体が資本の仕事から、一日中パソコンの前に座る仕事に変わったわけです。そこで初めて「肩こり」というものを本気で意識するようになりました。
最初にやったのは、ネットで見つけたストレッチでした。でも朝やっても、夕方には元に戻っている。そのうちやらなくなりました。
順番が逆だったんです。一日8時間その姿勢を作っている環境を放置したまま、5分のストレッチで取り返そうとしていた。この記事では、私が実際に測って直した机まわりの話を書きます。
国が出している「机まわりの数字」があります
意外と知られていませんが、厚生労働省は「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」という文書で、パソコン作業の環境について具体的な数字を示しています。会社の衛生管理のための文書ですが、在宅の自分の机にもそのまま使えます。
📏 ガイドラインに示されている主な基準
- ディスプレイ:画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さが望ましい
- 視距離:おおむね40cm以上
- 連続作業:一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次までに10分〜15分の休止を設ける
- 照度:画面上は500ルクス以下、書類・キーボード上は300ルクス以上
- 椅子・机:体格に合わせて高さを調整できること
出典:厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」
私がいちばん引っかかったのは「画面の高さ」でした
転職したての頃、私はノートPCを机に直置きして使っていました。そうすると当然、画面は目の高さよりずっと下にあります。一日中うつむいている状態です。
ガイドラインの「画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下」とはまったく違う姿勢で8時間座っていたことになります。
直したのは単純で、ノートPCの下に台を置いて画面を上げ、キーボードとマウスを別で用意しただけです。専用のスタンドでなくても、最初は箱で試せば高さの当たりは付きます。
見直す順番(私がやってよかった順)
- 画面の高さ。ノートPC直置きなら、まずここ
- 視距離。40cmは意外と遠い。測ると近すぎる人が多い
- 椅子の高さ。足の裏が床に着かないと骨盤が傾く
- 休憩の入れ方。1時間ごとに立つ。これはタダでできる
- 照明。画面が明るすぎると目を細めて首が前に出る
1〜3はお金がかかる場合がありますが、4はタダです。そして私の体感では、4がいちばん費用対効果が高い。1時間座り続けたら立つ、というだけで夕方の残り方が変わります。
正直に書いておきたいこと
ここまで環境の話を書きましたが、環境を直せば必ず肩こりが解決する、とは言えません。
私自身、机まわりを直した今も肩こりはあります。軽くはなりましたが、消えてはいない。「土台を整えた」という段階だと思っています。
その上で、私は道具も併用しています。それについては次の記事に分けて書きました。
まとめ
- ストレッチより先に机まわりの寸法を見る
- 厚労省のガイドラインに画面の高さ・40cm・1時間・照度の基準がある
- 私の最大の問題はノートPC直置きだった
- 1時間ごとに立つのは無料で、体感の費用対効果が高い
- ただし環境を直せば必ず解決するとは言えない
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参考にした情報(出典)
- 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(ディスプレイの位置・視距離・連続作業時間・照度の基準)
- 石川労働局「VDT作業ガイドライン」(同ガイドラインの数値基準の解説)
- 日本整形外科学会「症状・病気をしらべる」
⚠️ 受診の目安について
本記事は医療的な助言ではなく、デスクワークをしている一個人の実体験と、公的機関が公表している情報の紹介です。
手のしびれ・力が入らない・強い痛みが続く・原因のわからない発熱をともなう——こうした症状がある場合は、道具で対処しようとせず整形外科などの医療機関にご相談ください。
肩こりの背景に別の病気が隠れていることがあります(日本整形外科学会「症状・病気をしらべる」)。



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