警察庁がすすめる詐欺対策アプリは2つだけ|NTTタウンページの方を3台に入れました
こんにちは、れおなるど・ゆうです🐳
🎯 この記事の3秒結論
警察庁が公式サイトで紹介している詐欺対策アプリは2つあります。どちらも無料で、あやしい電話番号を着信時に警告してくれるものです。私は「詐欺対策 by NTTタウンページ」を自分・妻・母の3台に入れて、こちらをおすすめしています。ただしiPhoneは機能が一部制限されるので、そこだけ先に知っておいてください。
「実家の親に、詐欺の電話が来たらどうしよう」と考えたことはありませんか。
私は正直、ずっと後回しにしていました。注意してねと口で言うだけで、具体的に何かを設定してあげたことはなかったんです。
でも、口で注意するのって、実はいちばん効かない方法なんですよね。電話が鳴った瞬間、本人は「自分は大丈夫」と思っているので。
そこで、警察庁が公式に紹介しているアプリを見つけて、私・妻・母の3台に入れました。この記事では、そのアプリが何をしてくれるのかを、実際のページの内容どおりに整理します。
詐欺対策のアプリで逆に詐欺られたら、笑えないんだけど……
だから今回は「警察庁が自分のサイトで紹介しているもの」だけに絞りました。
警察庁が紹介しているのは、この2つだけ
警察庁の「SOS47(特殊詐欺対策ページ)」の中に、詐欺対策アプリを紹介するページがあります。そこに載っているのは、次の2つです。
| アプリ | 提供元 | 料金 | 対応 |
|---|---|---|---|
| 詐欺対策 by NTTタウンページ | NTTタウンページ | 無料 | Android 10.0以上/iOS 15.0以上 |
| 詐欺バスター Lite | トレンドマイクロ | 無料 | Android/iOS |
どちらも無料です。有料版へ誘導される類のものではなく、警察庁のページから普通にストアへ飛べます。
① 詐欺対策 by NTTタウンページ|「誰からの電話か」を出してくれる
こちらはNTTタウンページが出しているアプリです。核になっているのは、約5億件の事業者データベースです。
タウンページって、要するに「日本中の会社・お店の電話番号帳」ですよね。あれをアプリの中に持っていて、電話がかかってきた瞬間に照合してくれる、というのが仕組みです。
このアプリがやってくれること
- 着信時に発信者を表示する(登録していない番号でも、事業者なら名前が出る)
- 迷惑電話の番号なら警告を出す
- 迷惑電話をブロックする
- 国際電話・公衆電話・非通知をブロックする
- 警察庁からの防犯情報が届く
個人的にいちばん効くと思ったのは、1つめの「発信者を表示」です。
詐欺の電話って、知らない番号から来ます。そのとき画面に何も出なければ、人は「役所かな」「銀行かな」と勝手に想像して出てしまう。でも画面に何も出ないという事実そのものが、「登録されている事業者ではない」という情報になるんですよね。
⚠ iPhoneだと機能が一部減ります
ここは正直に書いておきます。警察庁のページにも書かれている内容です。
iPhoneでの制限(重要)
- 国際電話・公衆電話・非通知のブロックはAndroidのみの機能
- iOS 17以下では、ブロックではなく「警告」まで
- iOS版のデータベースは約40万件(Androidの約5億件より少ない)
つまり、効き目が強いのはAndroidです。これはアプリの手抜きではなく、iPhone側(iOS)が着信の扱いに制限をかけているためで、どのアプリでも同じ制約を受けます。
とはいえ、iPhoneでも「警告が出る」だけで判断材料は増えます。入れる価値がないという話ではありません。
② 詐欺バスター Lite|日本の詐欺手口に特化している
もう1つは、トレンドマイクロ(ウイルスバスターの会社)が出しているアプリです。
こちらの特徴は、日本国内の詐欺の手口に特化した独自データベースを持っていることです。海外製のセキュリティアプリだと、どうしても日本特有の手口(オレオレ詐欺、還付金詐欺など)への対応が薄くなりがちですが、そこを狙って作られています。
このアプリがやってくれること
- 日本の詐欺に特化したデータベースであやしい着信を自動ブロック
- 事業者情報の表示はAndroidのみ
こちらも、事業者名を出す機能はAndroid限定です。
で、どっちを入れればいいのか
警察庁は「こっちがおすすめ」とは書いていません。2つを並べて紹介しているだけです。
そのうえで、私が実際に選んだのは「詐欺対策 by NTTタウンページ」のほうです。理由は単純で、約5億件の事業者データベースで「誰からの電話か」を出してくれるのが、母のような相手にはいちばん分かりやすいからです。ブロックされるかどうかより、画面に名前が出るか出ないかのほうが本人に伝わります。
詐欺バスター Lite が劣っているという話ではありません。警察庁がどちらも並べている以上、私も「こちらがダメ」とは書きません。あくまで我が家で使ってみて良かったのはこちらだった、という話です。
そのうえで、選ぶときの考え方だけ書いておきます。
選び方の目安
- Androidを使っている家族に入れる → どちらも機能をフルに使えます
- iPhoneを使っている家族に入れる → 機能は減りますが、警告は出ます
- 「誰からの電話か知りたい」が優先 → タウンページ側のデータベースが大きい
私が実際にやったこと
私は「詐欺対策 by NTTタウンページ」を、自分・妻・母の3台に入れました。
やってみて分かったのは、入れる作業そのものより、母のスマホを触らせてもらうほうが大変だということです。「なんか変なの入れないでよ」と言われました。
そこで、警察庁のページを見せながら説明しました。「これ、警察が紹介してるやつだから」と言うと、あっさり納得してもらえました。アプリの説明より、出どころの説明のほうが効いたんです。
もし親御さんに入れてあげるつもりなら、先に警察庁のページを開いて見せるのがいちばん早いと思います。
「息子が言ってる」より「警察が言ってる」のほうが強いんだよね
だからこの記事にも、ちゃんと出典のリンクを置いておきます。
アプリを入れても、これは変わりません
最後に、大事なことを1つ。
こういうアプリは「判断材料を増やす道具」であって、詐欺を完全に防ぐものではありません。データベースに載っていない新しい番号からかかってくれば、警告は出ません。
なので、アプリと合わせて、この2つだけは家族で決めておいてください。
アプリと一緒に決めておくこと
- お金の話が出たら、いったん切って、こちらからかけ直す(番号は自分で調べたものを使う)
- 「今すぐ」「今日中に」と急がされたら、まず家族に電話する
詐欺の手口は毎年変わりますが、「急がせる」「その場で判断させる」という構造だけはずっと同じです。ここさえ家族で共有できていれば、アプリの警告が出なくても踏みとどまれます。
まとめ
この記事のまとめ
- 警察庁が紹介している詐欺対策アプリは2つ、どちらも無料
- 詐欺対策 by NTTタウンページ=約5億件の事業者DBで発信者を表示・警告・ブロック
- 詐欺バスター Lite=日本の詐欺手口に特化したDBで自動ブロック
- ⚠ iPhoneは機能が一部制限される(国際・公衆・非通知のブロックはAndroidのみ)
- 私が3台に入れて、実際におすすめしているのは「詐欺対策 by NTTタウンページ」のほう
アプリは判断材料を増やす道具。「かけ直す」「急がされたら家族に電話」のルールとセットで
参考にした情報(出典)
- 警察庁「特殊詐欺対策アプリ」(SOS47):https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/apps/
まとめて確認したい方へ
家庭のセキュリティ設定チェックリスト|今日できる7つ
この記事の内容も含めて、上から順にやればいい形にまとめています。
親に「気をつけてね」と言うだけで終わっていたのを、実際に設定してあげるに変えられたのは、我が家にとってはけっこう大きい一歩でした。年末に実家へ帰るタイミングとかで、ぜひ🐳



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